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ニーニ語を作りたい!

ニーニ語を作りたい!

 人工言語「ニーニ語」を創作したいと考えています。私は言語学について十分な知識を持ちませんが、セレン・アルバザード氏のアルカを知り仮想世界の創造を含む人工言語の創作に興味を持ちました。前途多難なことと思いますが、ニーニ語を文化的背景、歴史的経緯についての造りこまれた設定を含む自然言語に匹敵する精緻な言語に仕上げたいと考えています。

 私は現在高校二年生で四月から受験生であり、創作に十分な時間を確保しづらくなることもあると思います。しかし、大学では言語学を学ぼうと考えていますから、進学後には今より深い知識とある程度の時間的な余裕をもって創作に臨むことができると考えています。

 ここではニーニ語の大まかな構想について記述したいと思います。

ニーニ語の話される文化について

 人工言語界において創作された世界には西洋的な雰囲気を持つものが多い気がします。「十二国記」や「獣の奏者」好きの私としては、もっとオリエンタルな雰囲気の作品の誕生が望まれるところです。故に、ニーニ語の話者にはモンゴルや中央アジアで活躍した遊牧民のような民族を考えています。また、学習及び創作を容易ならしめるため、語彙については全くのアプリオリではなく多くを漢語に依存することを考えています。

 世界の創作と漢語の使用とを両立するために、ニーニ語の話されているのはかつて中国大陸と交流があった異世界という設定を考えています。現実の中国の歴史書に異世界についての記述がないのは「十二国記」のように現実世界から異世界へ一方的な人の移動があったことにすれば矛盾しません。(ただし、これでは「十二国記」丸パクリとの批判を免れず、差別化についてはいろいろ考えねばならないことがあります。)

 一方的、といっても異世界から現実へ渡った人が全くいなかったのではありません。ニーニ語を話す遊牧民、「ニーニ族」だけはかつて唐の長安へ向かう行商路(ワームホール的なもの)を知っており、漢人と商取引を行いました。これが理由でニーニ語は漢語の語彙を基礎語彙レベルまで多く取り込むことになります。(この世界における他の言語では漢語が借用語程度にしか使用されていません。)しかし異世界の気候変動によって行商路が廃れ、現実世界との交渉は途絶えてしまいました。ニーニ族の行商はさして規模の大きいものではなかったので唐国に記録が残ることもなかったのでした。

ニーニ語文法

音韻

 当面は日本語話者の間だけで使用されることも考え、単語が長くなることを覚悟のうえで音素の数は少なめにしています。清音、濁音の対立があり母音調和があります。アクセントはまだ考えていません。一番知識が手薄なところなので皆さんのご指導を仰ぎたいです。やっぱり音素少なすぎるかも。

子音

p [p]⇔m [m]

f [f]⇔v [v]

s [s]⇔z [z]

t [t]⇔d [d]

k [k]⇔g [g]

[m]は昔[b]だったんでしょうね。[v]と[b]が区別できない大方の日本語話者にとっては嬉しい音韻変化です。

母音

a [a]⇔á [ɑ]

i [i]⇔u [ɯ]

e [e]⇔o [ɤ]

aa [aː]⇔áá [ɑː]

ii [iː]⇔uu [ɯː]

ee [eː]⇔oo [ɤː]

前舌母音と後舌母音の対立があり、前舌同士、後舌同士で母音調和します。短母音と長母音との対立もあります。

統語論(ある程度考えのまとまったところだけ)

 VSOを原則にしようと考えています。法を文頭で示します。

「法」 「動詞句」 「名詞句」 (「名詞句」)

こんな感じ。

名詞句

[「格素」 「名詞」 (「所属素」) (「形容素」) (「数素」)]

 名詞句は上のような構造になっています。名詞にくっつくいろいろの要素が英語や日本語の助詞だったり形容詞だったりとやや性格を異にするように思われたので「_素」という名前に統一しました。全ての素は前舌型と後舌型との両型を持ち、名詞の母音に合う方が選ばれます。故に一つの名詞句のうちでは前舌母音か後舌母音かのどちらかしか現れません。「格素」以外の素の表示は義務的でありません。

名詞

 前舌名詞と後舌名詞とがあります。前舌名詞には前舌母音だけが後舌名詞には後舌母音だけがそれぞれ用いられます。

格素

 名詞句の格を示します。一つの名詞句に一つしか使えません。主格、対格、与格、引用格、地点格、因格などなど。かなりの数になりそうです。所属素で表されるので属格がありません。前舌型と後舌型の両型があります。

所有素

 名詞が誰、何に所属しているかを示します。開音節で終わる名詞なら_k、閉音節で終わる名詞なら_ek/_okをそれぞれ末尾につけることで所有素になります。一つの名詞句の中に任意の数用いることができます。前舌型と後舌型との両型があります。名詞が所有素になると母音調和の影響を受けるようになるということですね。

形容素

 名詞を形容します。一つの名詞句の中に任意の数用いることができます。前舌型と後舌型との両型があります。日本語の形容詞と違い、どの名詞にかかっているかが明確です。

数素

 単数形と複数形とがあります。複数なら必ず複数の数素をつけなければならないというわけではありません。昔は数の表示が義務的だったけれど表示しない中国語の影響を受けたから適当になったよ、という設定です。(本当のところは作成者自身どの名詞が可算でどの名詞が不可算だか忘れてしまいそうだから、です。)



動詞句などについても加筆していきます。

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