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弁別チャネルとは、言語に必須と考えられる要素の一つ。音素や書記素といった弁別的要素を分類するもの。

概要 編集

一般に言語とよばれるものは、その伝達メディアに音声や文字を用いている。音声を用いて言語を伝えるためには音素や声調といった弁別的要素が必要であり、文字の場合にも書記素が必要である。この必要性があらゆる言語に普遍的であると仮定して、弁別的要素の概念を抽象化し、記述および閲覧しやすくするのが弁別チャネルという概念である。

談話におけるチャネルの選択 編集

文脈によって、用いられる弁別チャネルが選択される。例えば書記においては少なくとも書記素チャネルが選択されるだろう。

粒度 編集

弁別チャネルには細かさのレベルがあり、これを粒度とよぶことができる。母音チャネルと子音チャネルは音素チャネルと比べて粒度が細かい。ある粒度のチャネルが選択される場合、それより粗い粒度のチャネルはほぼ必ず選択される。実例を挙げると、クレリカの発話には、音素チャネルと音調チャネルとがあり、音素だけで話すか、音調だけで話すか、両方使うかは任意である。また、身ぶりも用いることができる。このとき以下のようなチャネル構成となる。

  1. 音声チャネル
    1. 音素チャネル
      • 母音チャネル
      • 子音チャネル
    2. 音調チャネル
      • 高低チャネル
      • 強弱チャネル
      • 長短チャネル
  2. 身ぶりチャネル

ここで、番号なしリストは基本的には話者の任意でない非選択性チャネルである。つまり、音素チャネルが選択される場合、母音チャネルと子音チャネルとはほぼ必ず現れる。

おそらく理想的には、それぞれの言語内でもっとも粒度の細かいチャネルは、その言語独自の弁別的素性の概念によって細分化されるだろう。

活用 編集

もちろん、チャネルは言語ごとに自由に定義できる。例えば、架空世界で話される言語を作るとき、地球人間と身体機能においてほぼ同じだが、任意で発光させることのできる尻尾を持っている種族を設定したとき、これを言語の弁別的要素に用いる「尻尾の光チャネル」なるものが定義できる。

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